元保育士が語る!子どもたちとの関係がちょっと楽しくなる方法

子どもたちとの関わり方や保護者との関わりなどなど保育士経験から学んだことを綴っています。

4月、保育士の自信がなくなる時

4月ももう少しで終わり。

新入園・進級でいろいろな想いを抱えている子どもたちと毎日向き合っているみなさま、お疲れ様です。

 

4月は、筆者ににとっては長いようで覚えていないくらいあっという間に過ぎていきます。特に乳児の子たちの担任の時はなおさら。。。

その年の子どもたちの雰囲気や持ち上がりなのか新任なのか、子どもたちとの関係値によっても違うのですが、最初からかわいい笑顔が見えるということは少なく、最初はとにかく、

 

泣く、泣く!!泣くっ!!

・・・子が多いものです。

 

とにかく何かしなければっ!と思い、いろいろ試しているうちにあっという間に給食になり、(眠れない子もいるけれど)お昼寝になり、ということで1日が終わっていきます。

※秀逸なイメージ写真を見つけました。本当にこんな感じなのです。

 

それは当たり前のことだし、保育士は慣れっこなのですがあまりにも凄まじい泣き方なので、当然驚く保護者の方もいらっしゃいます。

 

「今までこんな風に泣くことがなかったです」

そうやって涙ぐむ保護者の方もいらっしゃって、

 

ああ、子どもたちが安心できるように楽しいと思える環境を作らなければ

 

と毎回思わされるものです。

1週間くらいで泣き止む子もいれば、1ヶ月以上朝のお別れの時に泣いてしまう子もいて、本当に子どもたちによって異なります。

 

でも、あまりにも泣いてしまうことが続くと

こんなに泣くということは何か保育園でされているのでは・・・?

疑心暗鬼になる保護者の方に出会ったこともあります。

 

そして、先生によっては「自分が対応するからこんなに子どもたちが泣くのではないか?」と自分の無力さを感じてしまったり、自信を喪失したりしやすいのも4月です。

子どもたちにとっても新しい環境ですが、先生にとっても新しい環境であるのには変わりありません。

 

 

まるで誘拐犯に出会ったように泣かれてしまう4月。

5月ももしかしたら引き続き泣かれてしまうかもしれませんが、子どもたちが楽しくなるようなことを見つけていけば、いつかとろけるくらいかわいい笑顔を見ることができます!

 

朝のお別れの時に「こんなに泣いちゃうのは自分の時だけなのかな?

そうやって思っている方、ご安心ください。

先輩たちはうまくやっているように見えますが、それまでにものすご〜く泣かれて、同じような思いをしてきています。

 

だから、まずは子どもたちと一緒に先生が楽しんでくださいね!